動物界・脊索動物門・哺乳綱・霊長目・ヒト科・ヒト属の「本能」
「糖(とう)」
・人間の身体を動かすためには欠かせない栄養素。体内でグルコースとなり、体中に運ばれる。運動したり、思考したりするための燃料である。脂質を燃料とすることも可能ではあるが、いかんせんエネルギー効率が悪く、大きな力を生み足すことは出来ない。脂質はあくまで二次的なエネルギー。やはり人間の身体を効率良く動かすためには、「糖・糖質」の摂取は不可欠である。
・使われなかった糖はグリコーゲンとなり肝臓に蓄えられる。非常時のエネルギーとして、いわば貯糖される。
・身体の回復としても必須である。体力テストシーズンである昨今、毎日体を酷使している児童は決して少なくない。実は、筋肉の回復にはタンパク質以上に糖質が必要である。糖が筋グリコーゲンとして代謝されることで、運動後の筋肉が分解されるのを防止し、素早いリカバリーと、その後のパフォーマンスアップに繋がる。
要するに、人間は「糖」がないと動けない。
=「糖」は人間が本能として求める栄養素なのである。
「いただきます。」はもはや号砲。現場は、余った3本の「糖」を12人が奪い合う地獄絵図。そこには、友情、笑顔、迷い、情けなどは1ミリも存在しない。あるのは「本能」と「よだれ」のみ。グーはJeepのタイヤより大きく、チョキはダマスカスナイフより鋭く、パーはおんまくの最後の一発より広がっている。それだけ身体が求めているし、本能に従った純粋な光景といえる。よく見ると眼球の白目の部分には血管が迸っている。とても12歳が生み出す空気とは思えない。
26歳男性教諭:あまりの恐怖で、一歩も動けず。
それ程の圧倒的な存在なんですよ...。給食の「あげパン」って。