給食 is オアシス for not only me, but also others.
時は金曜日。それは喜びと苦しみが混在する曜日。
児童も教職員も疲労はピークに達している。算数では数字を見るだけでめまいがし、廊下を歩くだけで足の筋肉がブチブチと音を立てて裂ける。挙手した腕の腱は断裂し、そのまま硬直して二度と下がることはない。言わば、「赤ゲージ」である。そして、今日を乗り切れば土日が待っている。
それでは、「いただきます」
そして、“たまごスープ”の存在は、給食の冒険で高ぶる我々の心に癒しをもたらす宿屋そのものであると私は感じている。カレーやパスタ、肉じゃが、ポークビーンズのような圧倒的な強者感、丸缶部門のセンターを担う爆発力は無いかもしれない。かと言って苦手な人もいない。そんな安定感、調和、バランスを保つ力がある。学生時代のグループワークを思い出す。どの世代のクラスにも数人こんな友人はいなかっただろうか。“どんな集団でも馴染むことができる不思議な力を持つ友人”。私にとってのたまごスープとはまさにあの時の友人を彷彿とさせるもの。 私の中で“たまごスープ” “かきたま汁” “はるさめスープ”は和洋中ジャンク、どの献立にも馴染む“Peace三銃士”と呼んでいる。
たまごスープを通じて、人間関係や集団での在り方すら考えさせる夢づくり調理場。恐るべし。
・こめこグラタン
老若男女問わず、全人類のモーニングルーティンとして「a cup of coffee☕️」と「献立表チェック」は欠かせない。その時誰もが感じたとこだろう。「なに…。グラタンに…こめこ…?普通はパン粉ではないのか?グラタンのトロトロをパン粉のサクサクが包み込むからこそグラタンなのではないのか。サクサクを失ったグラタンはもはや、ポケットを紛失したドラえもんと同じなのではないか。」
・うめドレッシングサラダ
梅に含まれるクエン酸によって、金曜の疲弊した我々の疲労は自然と薄れ、午後の授業が余力を持って終えることが出来た。また、クエン酸によって吸収効率の向上した牛乳のカルシウムは、確実に私たちの骨、身体を丈夫にし、残り1ヶ月を切った本学期を乗り切る起爆剤となるだろう。ミネラルや塩分を確実に吸収し、熱中症予防の役割を担うだけでなく、程よい酸味によって夏バテ気味の我々の食欲を増進させ、本日の献立を思う存分楽しませることのできるこちらのサラダ、完全にジョーカーである。
こんなことを感じたことはないだろうか。
余談ではあるが、水「もち麦バーグのみかんソースかけ」、木「鯛のレモンソース」、金「みかんジャム」。柑橘3コンボ。改めて自分が柑橘王国の住人で良かった。と思えることが出来た。
実際に食事をしたのは30分程であるが、体感ではドラクエを1作やり終えたくらいの充実感がある。"幸せ疲れ"とはこのことか。
今週も頑張ることができたのは夢づくり調理場さんの愛情のおかげてあります。「ごちそうさまでした。」